サイゾーpremium  > 特集  > 野性爆弾、鳥居みゆきも目じゃない! テレ...

――お笑いブーム以後、これまでならテレビでは見られなかったカルト芸人も数多くメディアに進出している。だが、本当にディープで危険な笑いは、いまだテレビで目にすることはできない。カルト芸人の歴史を紐解きつつ、その存在意義を探ってみた──。

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今年1月末に発売されたカルト芸人をアーカイブ化した「笑いの聖戦」(スコラムック)。カルト芸人53組のネタが見られるDVD付き。今回の特集でも参考にさせてもらいました!

 今年1月、人気番組『アメトーーク!』(テレビ朝日)の企画プレゼン大会で、"鳥居みゆき"が「地下芸人」を発表した。鳥居が番組に呼びたい芸人として名前を挙げたのは、"GO!ヒロミ44"、"脳みそ夫"、"汗かきジジイ"など、不穏な響きの芸名ばかり。普段、地上波でその姿を拝むことのない芸人が高視聴率番組の中でその名を轟かせた瞬間だった。

 また、話の流れとは関係ない支離滅裂なボケを挟みこんだネタを繰り広げ、「面白いがテレビ的にはヤバすぎて売れることはない」と認識されていた吉本興業所属の"野性爆弾"がテレビでブレイクを果たしたり、アングラ芸人を特集したムック本が発売されるなど、これまでカルト的な扱いを受けてきた芸人がスポットを浴びる機会が増えている。

 地下芸人、アングラ芸人とも呼ばれる「カルト芸人」に正確な定義があるわけではない。あえて挙げるなら、「舞台中心で一般のファンには受け入れがたい芸風」で、「常識に従わない言動が強い中毒性を持つ」という共通項を持つということだろう。

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