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「週刊 東洋経済 2011年 4/23号」

 政治と繋がる黒い企業リスト【1】【2】でも触れている通り、石田徹前経済産業省資源エネルギー庁長官による天下りなど、これまで東電と霞が関とは半世紀にわたって蜜月の関係を続けてきた。特に資源エネルギー庁はかかわりが深く、増田実氏、川崎弘氏、白川進氏などの長官・次長クラスの高官たちは、下野するとすぐに電力関連企業・団体に"再就職"し、その手腕を振るっている。経産省による、同省から電力会社への天下り調査からもわかるとおり、日本のエネルギー政策は、まさに政・官・民が三位一体となって、エネルギー利権をむさぼり続けてきた歴史で成り立っているのだ。

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