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CYZO×PLANETS 月刊カルチャー時評第11回──【COMIC編】

サブカル好きに大ウケする浅野いにおの『おやすみプンプン』の真価とは!?

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──趣味の細分化が進み、ますます男女の垣根がなくなりつつある"マンガ"。いくら売れなくなってきているとはいえ、マンガ大国日本の底力は健在です! 何を読んだらいいかわからない? ならばまずはこれを読め!

2011年5月号 COMICクロスレビュー

■ジャンプ流サスペンスバトル

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『PSYREN-サイレン-』(16巻)
作/岩城俊明
掲載/「週刊少年ジャンプ」(集英社)
価格/420円 発行日/3月4日
「PSYREN」と書かれた不審なテレホンカードを拾った男子高校生・夜科アゲハは、都市伝説の中で「PSYREN」と呼ばれる謎の世界が、荒廃した未来であることを知る。そこに一度行ったことで超能力を身につけた彼と仲間たちは、未来を救うためにPSYRENと現代日本を行き来しながらサイキッカー集団に戦いを挑む。

【脚本/演出家・麻草評】
★★★★★★★☆☆☆
ホラーとして読めば魅力がわかる
ホラーの面白さは、主人公がいかに不幸な目に遭うかで決まる。ところが少年マンガの快感は、不幸が努力によって覆されて生まれる。主人公が遭遇するさまざまな悪夢的状況を描いた本作は、少年マンガ的な荒唐無稽さとの相性がとことん悪かった。リアリティの欠如したご都合主義に見える展開も、ホラーの文脈で捉え直して読むとその魅力がわかる。最終巻を少年マンガの最適解へ豪腕で導いた作者の次回作は、青年誌でホラーをお願いしたい。

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