雑誌の基本・赤青メガネ
【1】アナグリフ方式
3Dと聞いて誰もが真っ先に思い浮かべるであろう、「赤青メガネ」の方式。紙に印刷できるため、雑誌の袋とじやグラビア、新聞の広告等で多用される。原価数十円程度のメガネは簡単に自作も可能。低コストと手軽さというメリットの半面、赤青のフィルムにより色情報が失われる、使用後に疲労感がある、などのデメリットもある。
映画館で主流のお手頃方式
【2】偏光方式
主に映画館(IMAX 3DやRealD等)で採用されている方式。後述のアクティブシャッター方式の3Dテレビが大半を占める中、韓国のLG電子が新型3Dテレビでの採用を発表し話題になった。安価で軽いメガネで、明るいカラーの3D映像を楽しめるのが最大の長所。短所は、特殊なスクリーンが必要なこと、視聴に最適な角度が狭いことなど。