──東京という街の変化を象徴するように目まぐるしく変わりゆく街、六本木。そんなこの街に住み続け、また愛してやまない人物に、六本木の魅力について伺った。
画像は『六本木水脈』
海老蔵暴行事件など何かと話題の絶えない街、六本木。首都高が街を横断し、高層ビルが立ち並ぶ日本の不夜城だ。そんな六本木に住んで27年、街の路地という路地を知り尽くした人物である、芸能プロ・Zプロモーションの宮西渡社長にこの街について伺った。
「27年前の六本木はというとね、上も下も道路が混んでいて、車が全然動かない。お店はどこも満席。バブルだね。バブル後には夜逃げなんかも見たけど、2000年ぐらいまで六本木って街はすごかったんじゃないの? 六本木にはおそらく数千軒の店がある。それがリーマンショック以降、約1000軒がつぶれた。今、経済がよくないんだよね。サラリーマンは、経費使えないし、タクシーチケットだって切れない。この景気をどうするか。六本木を活性化するには、スターが六本木でワァーっと騒いだらいいんですよ」
暴行事件にドラッグの売買など危険なイメージのある六本木だが、実際にアブなくなったのはここ最近のことであるという。