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プロが読む犬猫本の大ベストセラー あの"カリスマ獣医"が犬猫ブーム商品を一刀両断!

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──フェレットブームの火付け役としても知られる、「野村獣医科Vセンター」院長にして"カリスマ獣医"である野村潤一郎氏。ちょっぴり辛口な氏独自の視点からは、昨今の犬猫ブームに乗っかった数多くの商品がどう見えるのか?

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野村潤一郎氏による共著『犬を飼う資格!?
犬検』

「本が売れない時代」と言われる中、ブログから生まれた猫のフォトエッセイ『はっちゃん日記』(青心社)が6作目を数え、累計10万部以上を売り上げている。そのほか、猫モノを中心に、犬猫を扱った写真集は順調に版を重ねている。なぜこれほどまでに犬猫本がもてはやされるのか? 自らもプライベートで120頭以上の動物を飼育しており、辛口でも知られる"カリスマ獣医"の野村潤一郎氏は、その背景をこう語る。

「人間は、心を満たさないと生きていけない動物。現代は人と人とのかかわりが希薄で寂しい時代でしょ。だから、変わらない愛情で応えてくれる相手が必要。それが犬と猫なんですね」

 確かにどの犬猫本も、癒やし、なごみといった言葉がセットになっている。

「実際は、ペットなんて癒やされるものじゃないんですよ。ウンコ、オシッコ、病気、抜け毛......キレイごとばかりじゃない。実際に犬猫を飼っている飼い主は、動物のそういった"闇"の部分を知っていますから、こういう本はあまり読まないかもしれませんね」


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