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ヤンサンの魅力は......忘年会にグラドルが来ることかな(笑)

『青春くん』のとがしやすたか、「ヤングサンデー」と編集者問題を語る

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 7月に休刊した「週刊ヤングサンデー」の中でも、異彩を放っていた連載『青春くん』。下品な妄想や下ネタのオンパレードだったこの4コママンガの作者・とがしやすたか氏に、雑誌の休刊や版元である小学館の編集者について話を聞いた。

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とがしやすたか氏(撮影/佃 大平)

 今年7月31日に、21年間の歴史を閉じた「週刊ヤングサンデー」(小学館以下、「ヤンサン」)で、19年にわたる最長連載が『青春くん』だった。だが、ほとんどの作品が他誌へ移籍する中、ヤンサン休刊とともに連載は終了。そんな同作の作者・とがしやすたか氏は雑誌の終了、はては何かと話題となった小学館のマンガ編集者を、どのように見ているのだろうか──?

──今回はいろいろお伺いしたいことがありますが、まずは『青春くん』がスタートするまでの経緯を教えていただけますか?

とがしやすたか(以下、とがし) 「劇画悦楽号」(サン出版/休刊)とかのエロ雑誌に『タダマンくん』『コウビくん』とか、しょ~もない4コママンガを描いていたのを、「ヤンサン」の編集者が見て、声をかけてくれたんですよ。僕ってマンガ家にしては珍しく、持ち込みしたことなくて、営業ゼロ。『青春くん』の連載が終わったときは「初営業かな」と思ったけど(笑)。

──『青春くん』では、下品な妄想に耽ったり、オナニーばかりするキャラクターが登場しますが、(筆者みたいに)「これは俺だ!」と感情移入する読者も多いようです。


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