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iPhoneなんて、もういらない?

Android搭載で世界制覇!? ケータイ各社の思惑と策略

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 日本にもスマートフォン時代が到来。夏と冬の恒例行事となった携帯電話の新製品発表会。2010年の冬モデルは、KDDI(au)が先陣を切る形で、10月18日に4機種のスマートフォンを発表した。続くソフトバンクからは11月4日に6機種、同8日にNTTドコモからは7機種のスマートフォンが発表され、すでに発売中のものも合わせると、スマートフォンだけで、各社合計20機種あまりとなった。

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auの公式サイトより。Android搭載のIS03にも注目が集まっている。

 発表会においてKDDIの田中孝司専務が「auはスマートフォンに出遅れた。これから巻き返しが始まる」と語れば、ソフトバンクの孫正義社長は「いよいよスマートフォン全盛の時代が来た。これからソフトバンクの時代になる」とアピールするなど、各社がスマートフォンを中心へと据える「時代の転換点」であることを強く感じさせる。そして、この流れは従来のキャリア主導の垂直統合型といわれていた日本の携帯電話業界の地図が大きく書き換え、日本メーカーが世界へと躍進する契機となるかもしれない。

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