『エンタの神様』(日本テレビ)、『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ)などのネタ見せ番組や、「M-1グランプリ」や「キング・オブ・コン ト」などの大規模なお笑い大会に象徴される、2000年初頭から現在まで"お笑いブーム"。同ブームの影響で、バラエティはもちろん、ドラマや歌番組でもテレビをつければそこには必ずお笑い芸人の姿が見られるようになりました。しかし、そんなお笑いブームにも、現在、地殻変動が起こっているようで......。
冒頭に挙げた『エンタの神様』や『爆笑レッドカーペット』などのネタ見せ番組が軒並み放送を終了したかと思えば、「キング・オブ・コント」では、09年に東京03、10年にはキングオブコメディが優勝するなどプロダクション人力舎所属の芸人たちが台頭。また、業界最大手の吉本興業も今年に2月に上場を廃止してからは、ネット事業や映画事業に力を入れる動きを見せています。
一時の爆発的なブームも落ち着きつつも、まだまだ目が離せないお笑い業界。そこで今月のプレミアサイゾー限定企画では「お笑い芸人のキケンな裏話」をピックアップ! お笑いブーム絶頂期ともいえる08年に話題となった噂の数々を一挙放出。 芸人さんのイヤ~な醜聞に、芸人派閥一覧、「M-1グランプリ」のヤラセ疑惑追及など、あんまり笑えそうにないネタを揃えてしまいました。粗製乱造とも言われたお笑いブームへ、サイゾーからの愛あるツッコミ、あなたは笑える? 笑えない?
(以下、本記事は『月刊サイゾー』2008年12月号に掲載されたものを、再構成したものです)
元妻の泰葉に"金髪豚野郎"呼ばわりされた春風亭小朝。世間からの批判の矛先は、泰葉にばかり向いているようだが、お笑い界ではどうも風向きが異なる。心の中で「泰葉、もっとやれ」とけしかけている関係者も多いというのだ。
「小朝に人望がないのは、落語業界では特に有名。何事も独断専行ですからね。落語協会会長の鈴々舎馬風も、小朝の扱いには手をこまねいていますよ」(演芸ライター)