(写真/有高唯之)
フランスで人気のHIPHOPバンド・ホーカスポーカスが来日!「~クハァ」や「~カハッ」など、フランス語独特の、鼻に抜けるような発音で踏んだ韻が印象的な彼ら。アメリカで生まれた音楽が、フランス独自の形で進化している様子だ。そこで、来日に合わせてMCの20syl(ヴァンシール)に、フランス語でのHIPHOPについて聞いてみた。
日本では、 "いかに日本語でラップをするか"という、ラップの技術が長らく重要視されてきています。フランス語も日本語も英語から見たら独特の言語ですが、フランスではどうですか?
「言葉そのものよりは、人種差別とか貧富の差とか社会的な問題をどうラップするかの方が、重要視されているかも。フランスでは、そういった問題が深刻なんです」
ちなみに、フランス語がわからない日本人に向けてパフォーマンスをするのは、難しいですか?