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──国民の中にも根強い反対論があった中、民主党が強く主張していながら、結局尻切れトンボとなった高速道路無料化。政治コントでおなじみのあの2人のお考えは?

国土・交通

 民主党の目玉政策として、過去のすべてのマニフェストに記載されてきた高速道路無料化。とはいえ、03年版では「高速道路の料金を無料にします。(3年以内)」とシンプルな表現だったのが、10年版では「無料化した際の効果や他の公共交通の状況に留意しつつ、段階的に原則無料とします」と変化している。この変遷について前出の北川教授は、「『他の公共交通の状況に留意しつつ』という一文は、業界団体に迎合して入れたもの。国民との約束であるマニフェストの精神にそぐわない」と批判する。

 また、09年版で中止を掲げた八ッ場ダム建設だが、実際に止められたのは本体工事だけで、公約違反との批判の声もある。なお、10年版では「『できるだけダムにたよらない治水』への政策転換を一層進めます」とトーンダウン。

 そうした、民主党の国土・交通政策に対する有権者の怒りを、ニュースをネタにした政治家コントで有名なザ・ニュースペーパーの松下アキラ氏(菅首相役)と福本ヒデ氏(鳩山前首相役)のお2人が、コントモードではなく本気モードで代弁!!

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松下アキラ氏(右)と福本ヒデ氏(左)。

──高速道路無料化実験が始まりましたが、実施はまだ全体の2割程度です。

福本ヒデ(以下、) 高速道路無料化は、夢見がちな民主党を象徴するもののひとつですね。「無料化、無料化」と言うけれど「財源は?」と聞かれたら「無駄遣いをなくす」としか言えない。野党だったら、この先10年20年と使えたフレーズなんですけど。

松下アキラ(以下、) 自民党とほぼ考え方が同じなのに、これまでは「野党だから」ということで反対してきました。それが政権交代して、どうしたらいいかわからなくなってるのがわかる。見てておもしろいです。

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