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佐々木俊尚の「ITインサイド・レポート」 第27回

ソーシャルメディアとライフログを新局面に導く"チェックイン"

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「I’m at 三途の川」なんてツイートがTLに流れてくる日も遠くないのかもしれません。

「フォースクエア」など、ツイッター連動のロケーション通知サービスが、人気を獲得し始めている。アメリカで生まれたこのサービスの最大の特徴は、「チェックイン」と呼ばれる機能。この機能がソーシャルメディアとライフログビジネスにもたらす影響を考察する。

 今、「チェックイン」という言葉がものすごい盛り上がりを見せている。チェックインというと普通はホテルの宿泊手続きや、飛行機の搭乗手続きのことを指して言う。でもソーシャルメディアの世界では、こういう意味だ──今自分がこの場所にいますよ、と世界に向かって叫ぶこと。「チェックイン」を最初に始めたのは、フォースクエア(foursquare)やゴワラ(Gowalla)といったアメリカのウェブベンチャーだ。こうした「ロケーション通知」と呼ばれるサービスは最近日本でも人気が高まってきているが、どういうものかといえば、「自分の居場所を友人たちに発信し、そこに関するさまざまな情報をみんなで共有する」というソーシャルメディアである。

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