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にんしん、GK、痴漢......過熱するゲームハード論争を読む!

【蒼い世界の中心で】──思わずニヤリとするネタ満載! ゲームハードの擬人化がブーム

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「ゲハ論争」という言葉をご存じだろうか? 己のひいきするゲームハードやゲームメーカーを愛するあまり、競合するハードやメーカーを必要以上に攻撃してしまうゲームファンたちによる、さながら宗教戦争のごとき様相を指すインターネットスラングだ。

 近年、そんな熱心でピュアなファンを題材にした『にんしんゲーム天国』(にんしん=任天堂信者/晋遊舎)や、プレイステーション3などハードをアイドルに擬人化し、ゲーム業界を芸能界に見立てた『P.S.すりーさん』(マイクロマガジン)といったマンガがヒット。さらにメーカーやハードを美少女キャラにしたゲーム『超次元ゲイム ネプテューヌ』が発売予定となるなど、「ゲーム業界ネタの擬人化」がちょっとしたブームとなっている。

 そんな中、話題を呼んでいるのがマンガ『蒼い世界の中心で 完全版』(マイクロマガジン)だ。

 本作は80~90年代に日本で繰り広げられたスーパーファミコン(任天堂)とメガドライブ(セガ)の覇権争いを中心に、ゲーム戦国時代をファンタジー漫画風に描いた異色の作品である。

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