──「ミニブログ界ではもはや敵なし」といえるほど爆発的な伸びを見せるツイッター。国民の90%がネットを使うという日本で、国内のウェブ企業はどのようなツイッターへの対抗策を打っているのだろうか?
本誌連載陣の山名 宏和の本。ミクシィもアメーバもこれ持ってますね~。
ツイッターに対してわかりやすく対抗意識を燃やす、多数のユーザー層を抱える2大サービスとして、「mixiボイス」と「Amebaなう」が挙げられる。
前者は国内最大のSNS・ミクシィ 内に実装されている機能だ。発言を打ち込む窓の位置や、「つぶやく」というツイッターの専売特許(?)の語をそのまま利用しており、あからさまにツイッターライク。違いがあるのは、「mixiボイス」では、自分のページに流れ込んでくる「つぶやき」が〈承認〉されたマイミクのものだけという点だろう。また日記と同じように、公開範囲を自分で限定させることも可能。 今年の4月、ミクシィはユーザー数が2000万人を突破したと発表した。同社の笠原健治社長は、「つぶやきをネット全体に公開することが前提のツイッターと、マイミクのみに公開できる『mixiボイス』は、中長期的には住み分けられている」とインタビューで答えているが、同月に1600万人を超えたとされたツイッターの勢いは脅威のはず。実際、この直後に「mixiボイス」は機能強化を行い、「イイネ!」なる、ツイッターでいう"ファボり"機能の追加と、マイミクのつぶやきにコメント(リプライ)した場合、相手のマイミク(自分とはつながりのない人物)にまでそのコメントが見えるようになり、より活発なコミュニケーションを促すものとなった。