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第1特集
アスリートと性犯罪の意外な関係【1】

茂原岳人に菊地直哉、京都教育大学......絶えぬアスリートの"醜聞"という呪縛

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──アスリートや大学運動部のレイプ事件は後を絶えず、そうしたバイアスがかかるためか、都市伝説レベルでも話題に事欠かない。スポーツという抑圧された環境で、極限まで肉体を鍛え抜くアスリートたちは性に貪欲なのだろうか? それともそれらは客観性のない偏見なのだろうか?

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公式HPより。教育的配慮が行き届いてるらしいです。

 去る2月12日、元プロサッカー選手の茂原岳人が強制わいせつと強盗の容疑で逮捕された。茂原といえば、一度は日本代表候補にまで上り詰めながら、不祥事を起こし、サッカー界を追放された人物だ。2月の逮捕時には、住所不定・無職の身だったという。彼をそこまで転落させたものはなんだったのだろうか? ケチのつき始めは、2006年1月に川崎の女性会社員宅へ侵入した容疑での逮捕。女性の住居への侵入ということで、性犯罪の可能性も疑われたが、このときはその意図は立証されず証拠不十分で起訴猶予となった。しかし、08年4月に再逮捕される。川崎での事件よりも前の01年9月11日に、神戸の女子大生宅に侵入し、下着3点や携帯電話など計10点を盗んだ容疑だった。さらに女子大生の部屋で採取された精液が、06年の逮捕時に採取された茂原のものと合致したことが動かぬ証拠となったのである。懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を受けた茂原は、事実上のサッカー界永久追放となった。

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