最終的にはクオリティ勝負……となれば、日本の新聞社は敗色濃厚?
日本よりも早く淘汰の進むアメリカの新聞業界で、ニューヨークタイムズがウェブの有料化を決めた。広告収入減少が止まらない中で、課金収入を目指す動きは今後も出てくるはず。日本の新聞社が、自社メディアとして有料サイトで収益を上げることは可能だろうか?
世界最高のクオリティとも言われているアメリカの高級紙・ニューヨークタイムズが、ついにウェブ版の有料化を決めた。どんどん経営状態が悪化していく中で、リーマンショック以降はオンラインの広告も伸び悩み、「広告で無料購読を維持していく」という方向性自体が成り立たなくなってきたからだ。