保護責任者遺棄致死罪で起訴され、裁判員制度で裁かれることになった押尾学被告。同被告は「MDMAは田中さん自身が使用したものであり、自分は保護責任者には当たらないし、必要な救命活動も行っていた」と無罪を主張する模様だ。
「その一方で、押尾が今になって、田中さんの遺族に"腹を切ってでもお詫びしたい"と言っているという話を聞いて、嘘っぽいなと感じましたね。これまで謝罪する機会はいくらでもあって、周囲でもそれを勧める人がいたのに」(事件を取材してきたライター)
対する検察も、押尾被告を実刑へ持ち込む自信をのぞかせている。ある捜査関係者は、「押尾の嘘に振り回されましたが、有罪で5年以上はぶち込めるくらいの証拠と証人は確保してますよ」と自信満々に言う。