──かねてより、国家と大手マスコミとの結託による"情報統制"を許してしまうと批判の的となっていた、日本特有の「記者クラブ」というシステム。政権交代前の民主党が公約として「開放」を叫んでいたものの、結局いまだなくならないこの制度の"不必要性"を、あらためてあぶり出す!!
「記者クラブ開放」を"公約"とする民主党政権の発足を契機に、一部省庁(昨年12月末時点で外務省・金融庁・法務省。総務省も10年1月から)の記者会見がオープン化されたというニュースが、雑誌やネットメディアを中心に大きく報じられている。長きにわたって維持され、かつ批判され続けてきた記者クラブ制度に、ようやくメスが入ったのだ。