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第1特集
辛口評論家が美食界のタブーを破り、魯山人神話を斬る!【2】

"食通顔"は著名人だけではない!? ミシュランが評価する3ツ星レストランの醜態

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――『ミシュランガイド東京』(日本ミシュランタイヤ)の創刊(07年)から3ツ星を獲得し続けているフレンチレストラン「ロオジエ」。

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産経新聞が報じた「ミシュランガイド東京2010」。「ロオジエ」もまだ3ツ星いただけちゃいました。

 不景気の影響だけではなく、就任4年の2代目シェフ、ブルーノ・メナール氏の慢心から料理が飽きられたのか、辛うじて満席状態を保っているものの、以前より格段に予約が取りやすくなった「ロオジエ」。最近は業界関係者だけではなく、常連客からも良い話を聞かなくなってしまった。「料理の種類が少ない」「フルーツ系ではない本物のソースを作れない」「高額食材に頼りすぎる」などなど、批判はかなり蔓延しているようである。相変わらず味のわからない業界人(もちろん放送作家も含む)や文化人は通っているようだが、舌の肥えた食通の間では話題にならなくなった。外食の機会が少ないホテルマン出身者で固めたミシュラン調査員でさえ、「ロオジエ」のクオリティ劣化と不人気に気がついたのだろうか。昨年秋頃、業界では「ロオジエ」に関する、ある"都市伝説"が飛び交った。

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