(撮影/有高唯之)
任侠映画の金字塔『仁義なき戦い』でその名を世に知らしめ、時代劇では信長、秀吉、家康の三英傑をすべて制覇。テレビドラマとなれば『HOTEL』(TBS)の東堂総支配人をはじめ、頼れる上司も好演……と、国民的俳優として活躍し続ける松方弘樹さん。現在67歳という同氏は、新作映画『ザ・ボディガード』でも、これまたハードな役を演じている。そのキレのあるアクションはやはり、ストイックなトレーニングの賜物なのだろうか?
「役づくりのためのトレーニングは特にしない。役者なんて、常に撮影の数を年齢と共に重ねるもので、それ自体がトレーニングみたいなものだから。だって、時代劇をすればチャンバラ、現代劇でもアクションがある。ま、ウォーキングぐらいはしますけどね」
トレーニングなしで、あの銃撃戦を展開するとは、お見それしました。ところで、反抗的だったAYAも、松方さん演じる黒沢に次第に心を開いていきますが……あんなふうに守られたら、年の差なんて関係ないっ! と恋愛にも発展しちゃうのでは!?