2月12日(日本時間13日)に開幕するバンクーバー冬季五輪(カナダ)。注目の競技といえば、男女ともに複数のメダル獲得が期待されるフィギュアスケート・シングルだろう。そんな選手たちによる氷上の戦いの前に、すでに国内ではNHK・民放キー局による壮絶な放送枠の獲得合戦が繰り広げられていたようだ。
「NHKと日本民間放送連盟(以下、民放連)で構成されるジャパンコンソーシアムがIOC(国際オリンピック委員会)に支払ったバンクーバー冬季五輪の放送権料は58億5000万円。そのうちの約7割を占める約40億円をNHKが支払い、残りの約18億5000万円は民放キー局が負担。額面通り(苦笑)、放映優先権はNHKにあります」(民放キー局スポーツプロデューサー)