"政権交代"ブレイク芸人が語る鳩山由紀夫・"名(迷?)言"集の魅力
(写真/田中まこと)
実は、今年になって鳩山来留夫に改名するまで、鳩山首相がどんな方なのか、まったく知らなかったんです。それでマネージャーに「勉強しなさい」と渡されたのが、この『新総理鳩山由紀夫の宇宙人語録』なんですよ。最初はキャラづくりのために読んでいたのに、エピソードをいろいろ知るうちにすっかりファンになってしまって。たとえば「人を信じて生きる方が自分にはあっている」という言葉。まるで海援隊みたいですけど、まさに友愛ですよね。そのイメージから温和な方かと思いきや「二匹の鳩が麻生総理をつついている」という言葉のように、攻撃的なところもあって、男としてかっこいい。あと、弟の邦夫先生には結構攻撃されているんですけど、兄は温かく見守ってる的な発言で返しているんです。そんな男としての余裕も見習いたいですね。
この本を読んでから、妻の愛し方も変わりました。それまで普通の女かな、と思ってたんですが、今は幸夫人みたいな「太陽のような存在」ですよ(笑)。