東方神起の3メンバーが、所属事務所・SMエンタテインメント(以下、SM)との専属契約の効力停止仮処分申請を行ったことで、日本でも韓国の芸能事情に注目が集まっている。3人は、不平等な契約を改善するために行動を起こしたとされ、報道によれば、東方神起の専属契約期間は13年間。契約破棄で生じる違約金は日本円で約78億4000万円とも言われ、本当なら、鬼の契約内容だ。では渦中のSMとは、どのような芸能事務所なのか。
「韓国で最大規模の音楽系芸能事務所です。海外戦略がうまいと評判ですが、創業者のイ・スマンに脱税容疑での逮捕歴があるなど、良くない噂もあります。彼が現場にいた頃のSMは、テレビ局との癒着とチャート操作がよく問題になっていました。ライバル事務所に移籍したタレントがテレビ出演できないよう、圧力をかけたりもしていたようです」(韓流雑誌編集者)
そのやり口、一昔前のジャ●ーズのよう。実は、契約をめぐるタレントと事務所のトラブルは韓国では珍しくなく、元SM所属のH.O.Tと神話も、契約問題でそれぞれ解散、移籍へ追い込まれた。はたして東方神起も、彼らと同じ轍を踏むことになるのだろうか?