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マルサ女──荒井 萌×水沢奈子

森の妖精......っぽくはないんです。

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↑クリックすると拡大します。(写真/江森康之)

 森にいそうな女の子をして「森ガール」。そんなガールズファッションをうたうミクシィのコミュニティが、いま3万人を集めるほどの支持を得ているとか。

 水沢奈子15歳、荒井萌14歳。鈴木杏や北乃きいらを擁する芸能事務所フォスターの「次代を担う2人」として、アイドル好事家から熱く期待されているご両人。そんな彼女らもまた森ガール?いや、森の妖精そのものかも。

奈子「妖精っていったら『ティンカーベル』ですよ」

「あ、だからさっきから手をパタパタしてたんだ。クリオネかと思ってた(笑)。奈子ちゃんってけっこう天然なんですよ」

奈子「でもティンカーベルって、小さいけどボン・キュッ・ボンで色気があるじゃない?だからそれは萌に任せて。私はクリオネで」

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 07年「週刊ヤングジャンプ」の制コレGPにてグランプリに輝いた奈子ちゃんは、キリッとした美少女だけに、一見するとしっかり者。片や、雑誌「ラブベリー」で専属モデルを務めるなどティーンからの支持も厚い萌ちゃんは、表情がくるくる変わるので初対面では天然キャラ……かと思いきや、実は真逆という2人。プライベートでも仲がいいんですね?

奈子「私はこの春から東京に出てきたので、萌といっぱい会えるといいね。でもこないだ萌の実家の埼玉のほうに撮影に行ったんですけど、ホント田舎なんですよ」

「え~!!」

奈子「たぶん名古屋の私の家のほうが都会。ジャスコあるし」

「あー、確かにジャスコはいい」

奈子「だから萌とは遊びたいんだけど、なんか誘いづらいんだよ」

「なんで?」

奈子「2時間も電車に座って都会に来させたら可哀想やん?」

「……」

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 確かに奈子ちゃんは天然キャラかも(笑)。でもホームシックにはならなかった?

奈子「いや、なってましたよ。シックシックしちゃって、最初は」

「ホームシックでシックシックってこれ、絶対天然で言ってんですよ。じゃあ、うちに泊まりにくればいいじゃん」

奈子「何するの、あそこで?」

「まず家に集まってメイクとかしてプリクラ行ってマック行って、家に帰ってずっとしゃべる(笑)」

奈子「泊まりたーい! マネージャーさん、萌ちゃんちに泊まってもいいですか?」

マネージャー氏「宿泊費払ってあげて」

「そう、うち貧乏だから」

奈子「1500円くらい?」

「……冗談だよ」

 ボケとツッコミが織り成す軽妙なトークで仲の良さは十分伝わりましたが、しゃべらせるとおよそ森の妖精らしからぬ2人。うーん、森ガールは遠目で眺めているほうが幸せかもっ。

(熊山 准)

みずさわ・なこ(右)
1993年、愛知県生まれ。07年、「週刊ヤングジャンプ」の「制コレGP」のグランプリを受賞、ドラマ『花より男子2』(TBS)でデビュー。昨年公開の映画『赤んぼ少女』では主演をつとめたほか、テレビドラマ、CM、ファッション雑誌などで幅広く活躍中。この夏には最新出演作『学校裏サイト』の公開が控えている。公式ブログ

あらい・もえ(左)
1995年、埼玉県生まれ。05年、ドラマ『新キッズ・ウォー』(TBS)、映画『青い鳥』などで女優としてデビューしたのち、数々の映画やテレビドラマ、CMをこなすほか、雑誌「ラブベリー」(徳間書店)では専属モデルを務めるなど、ティーンからの支持も厚い。8月8日公開の劇場版『仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』では、物語の鍵を握る、主人公・士の妹役を演じている。公式ブログ

〈衣装協力〉 WONDER ROCKET(03-5770-8240)
〈撮影協力〉国立科学博物館付属自然教育園(03-3441-7176)


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