閑静な住宅街にあるHの2号店。
何かと話題となった『ドラゴンボール』実写版の映画『DRAGONBALL EVOLUTION』では、主題歌を担当した歌姫・浜崎あゆみの周辺が騒がしい。同作の主題歌だけではなく、3月には、国内初となるUSBメモリでの新アルバムの発表とそれに伴う全国ツアー、4月には、ファッション誌「ViVi」の連載をまとめた『Ayuのデジデジ日記 2000-2009A』(共に講談社)の出版(なんと、水着ショット付き!)など、再び活発な活動を見せているのだ。
そんな中、浜崎が新しいビジネスに着手するという。
「関係者からは"マミー"と呼ばれる、浜崎の実母が経営するHという生花店が港区の住宅街にあるんですが、4月25日、その近所に2号店として古着屋をオープンさせました。同店では、古着や輸入雑貨を扱っており、そこでは浜崎の私物も売られているようなんです。当初は2号店開店日に用意された福袋のいくつかに、シークレットアイテムとしてミュールやジーンズなどを入れていたのですが、店舗でも置くようになったとか。もともと浜崎は出不精なので、せっかく買っても一度も身に着けない物がたくさんありますから、ファンサービスもかねて売り出しているんでしょう」(エイベックス関係者)
この真相を確かめるべく、(客のフリをして)店に問い合わせてみると、「福袋は1500円のものを500個用意して、2日目で完売しました。中身は輸入雑貨が中心です。え?浜崎さんの私物?それは……ないですよ(苦笑)」と丁重に否定。
「公にはなっていないので、ショップスタッフは否定するでしょう。しかし浜崎は、ファンの間ではよく知られている愛犬の名前を冠したブログを公開しており、会員限定でしか読めない日記で臭わせています」(前出・関係者)
それにしても、なぜ自分の持ち物を売りに出すのだろうか?
「お金に困った……というわけではありません(笑)。そもそもHという花屋は、当初、浜崎の郷里・福岡県にあったんです。そのときも、試験的に古着屋をオープンさせ、彼女の私物を東京から運び、販売していました。こういったことは気まぐれでやるようで、今回もその類いでしょう」(同)
さて、彼女がこうしたアクションを起こす際、ひとりのキーマンがいるという。
「マミーらと家族ぐるみで親しくしているアパレルメーカー『PEACH JOHN』のミカジョンこと、 野口美佳社長ですよ。PVには、同社の衣装を提供し、それを売り文句に自社のサイトで販売するほどベッタリの関係。昨年暮れに貧血を起こして転倒し、骨折したことや難聴騒動を『その不幸ネタ、プロモーションで使っちゃいなよ』とアドバイスして、スポーツ紙に売り込ませていたからね(苦笑)。4月に発売されたエッセイの水着写真もそう。周囲のスタッフは『もう30歳も越えたんだから』と止めたにもかかわらず、ミカジョンが煽ったために撮影に応じてしまった」(週刊芸能記者)
しかし、こうした彼女の助言は今に始まったことではないという。
「04年に、ロスに旅行中の浜崎と長瀬智也の熱愛写真が女性週刊誌に掲載されたことがありましたが、その編集長とミカジョン、そして浜崎の3人が、長瀬が所属するジャニーズ事務所に内緒で進めたスクープだったんです。関係者の間では、『隠し撮りにしては、不自然なほどきれいに撮れている』ともっぱらでしたけど(苦笑)」(同)
そういえば、映画版『ドラゴンボール』の主題歌「Rule」では、"誰かに決められたルール、そんなもん必要ない♪"って強気な歌詞を歌っていましたからね……。
(北川ヒロミ)