──覚せい剤や大麻など、ドラッグを使用したときに、我々の脳内では何が起こっているのか? なぜ、さまざまな作用が起こるのか? そのメカニズムについて、藤原教授に解説してもらった。
「我々の脳の中では、神経細胞同士が神経伝達物質(以下、伝達物質)を通じて情報のやり取りを行っています。よく耳にするドーパミンやノルアドレナリン、セロトニンなども、伝達物質の一種です」(藤原教授)