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各界一の型破りな元お相撲さん 高橋光弥(元栃桜)のどっこい人生 第71回

相撲の魅力を半減させる「立合い問題」について

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 今回は、大相撲を愛するひとりとして、自分自身、相撲を取った経験者として、少々専門的になってしまうが、今の相撲界にひとつの提言をしたい。最近話題になっている「立ち合いの手つき」問題についてだ。俺のような十両止まりの元力士が言うのもおこがましいが、言わせてほしい。

 テレビやスポーツ紙などでは何度か報道されたので知っている読者も多いと思うが、日本相撲協会の武蔵川理事長は、今年の秋場所(9月場所)から、勝負規程にある、立ち合いのときに「腰を割り両掌(りょうて)を下ろす」という原則をふまえ、両手を土俵につくように指示した。

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