サイゾーpremium  > ニュース  > 社会  > パナソニックの高級家電 ナノイーオンの眉...
0812_nanocare.jpg
量販店で発売されているナノイーイオン発生装置
搭載の商品。

 パナソニックが開発し、ナイトスチーマーや洗濯機、エアコンなど、さまざまな同社製品に発生機能が搭載されはじめている「ナノイーイオン」。従来の製品と比べてヘアドライヤーが約1万数千円、冷蔵庫(525リットル)が約30万円と割高な価格設定ながら、今秋には発生装置が搭載されたトイレの壁面パネルが発売されるなど、その人気と勢いは今なお上昇中だ。
 
 しかし、その実態については、疑問点も多い。パナソニックによるとナノイーイオンとは、広島大学大学院の奥山喜久夫教授との共同開発によって作り出された、超微細な水滴で包まれたイオン(電子を帯びた原子)であり、同社が「nano technology」と「electric」の頭文字を足し、命名したもの。つまりナノイーイオンとは「科学用語」ではなく、パナソニックによる「マーケティング用語」なのだ。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2024年11月号

サヨクおじさんが物申す 腐敗大国ニッポンの最新論点

NEWS SOURCE

サイゾーパブリシティ