ヌルいちょうちん記事を書いて、糊口をしのぐ物書き「御用ライター」
―― 突然だが、この連載は今回で最終回だ。でも安心してほしい。単に、キーワードを考えるのが面倒になったので、フリーお題のコラムに切り替えるだけだ。今までこの連載に腹を立ててきた皆さんの自意識にとって、こ...
―― 突然だが、この連載は今回で最終回だ。でも安心してほしい。単に、キーワードを考えるのが面倒になったので、フリーお題のコラムに切り替えるだけだ。今までこの連載に腹を立ててきた皆さんの自意識にとって、こ...
―― 勝間和代と香山リカの論争が話題を呼んでいる。経済評論家の勝間和代が最近立て続けに出版している「向上」を説く人生指南本に、精神科医の香山リカが噛み付いて論争になったのだ。そして僕は最近、なぜかこの「...
―― 先日、久しぶりに格ゲー(『ザ・キング・オブ・ファイターズ』の最新作)をやった。相手は友人の情報環境研究者・濱野智史(29)。弱かった。っていうか弱すぎた。彼の後輩の生貝君が応援に駆けつけて、後半は...
―― ゼロ年代、と呼ばれた10年が終わる。国内カルチャーにとってこの10年は、古いものがどんどん無効化され、新しいものが次々と勃興していった時代だった。たとえば、90年代のサブカルチャーは某出版社が象徴...
―― 「サブカル」という言葉が苦手だ。もちろん「サブカルチャー」の略語としての「サブカル」じゃない。90年代前半の(広義の)渋谷系サブカルチャー的「自意識」を指す「固有名詞」としての「サブカル」だ。理由...
―― 「森ガール」という言葉がある。ゆるゆるワンピースに、ニットのモコモコした帽子をかぶり、首からはいつもトイカメラを下げていて日常生活の何げないワンシーンをパシャリ。つまるところ、ぷち文化系&スローラ...
―― 知人にKさんという人がいる。フリーの編集者で小説家志望。某文芸誌新人賞の最終選考に残ったこともある実力派で、私も何度か投稿前の作品を見せてもらって意見を述べたことがある。いずれもなかなかの出来で、...
―― 先日、ある音楽誌の仕事で、「ドリカム」について対談した。あまり思い入れがないアーティストだったけれど、アルバムをまとめて聴き返してみると面白く、対談も大いに盛り上がった。そこで気になったのが、今ド...
―― 昔、友人の先輩で、ちょっと苦手な人がいた。彼(仮にAさんとしておこう)は37歳独身の会社員。ガンダムや平野耕太のマンガが大好きなオタク中年だ。ミリオタ(軍事オタク)でもあり、サバイバル・ゲームのチ...
―― 何年か前の話だが、私の先輩が所属するサークルで、ちょっとしたストーカー騒ぎがあった。彼らは江戸川区を中心に活動する、フットサルのサークルだった。そこにMさんという40歳くらいの独身中年男性がいた。...