リオ地球サミットの約束はなぜ果たされなかったか
―― 6月下旬、ブラジルのリオデジャネイロで「国連持続可能な開発会議」(通称「リオ+20」)が開催された。20年前に同地で行われた地球サミットの成果検証や将来の目標設定のために開催された同会議だが、閉幕後に...
―― 6月下旬、ブラジルのリオデジャネイロで「国連持続可能な開発会議」(通称「リオ+20」)が開催された。20年前に同地で行われた地球サミットの成果検証や将来の目標設定のために開催された同会議だが、閉幕後に...
―― 7月1日に大飯原発が再稼働を開始した。これに伴い、大飯原発前や総理大臣官邸前をはじめ、全国で反原発デモが巻き起こったことも記憶に新しい。反原発の気運が一層高まる中で、京都大学原子炉実験所の山名元教授は...
―― 総合資源エネルギー調査会基本問題委員会によるエネルギー基本計画の見直しが大詰めを迎えた。しかし、日本のエネルギー政策の基本的な方向性を示すはずの議論は、現状、枝葉末節に終始している。
―― 12年目を迎えた『マル激トーク・オン・デマンド』。メインパーソナリティであるビデオジャーナリスト・神保哲生と社会学者・宮台真司の2人が、迷走を続ける日本社会の問題を看破する。
―― 福島原発事故以降、これについて発言する多くの専門家や政治家の言い回しに違和感をもった人は少なくないはずだ。東京大学教授・安冨歩氏の著書『原発危機と「東大話法」』では、こうした違和感を丁寧に解説している...
―― 【前編はこちら】 【中編はこちら】 3・11以降、原発訴訟はどのように変わるのか? 神保 続いて、福島第一原発事故を予見するかのような議論が交わされた、浜岡原発訴訟について伺いたいと思います。あらため...
―― 【前編はこちら】 原発訴訟で障壁となる専門技術的裁量とは? 神保 元裁判官の立場から、井戸さんは「伊方原発訴訟」をどう捉えていますか? 井戸 伊方原発訴訟では設置許可処分が「裁量処分」かどうか、という...
―― ビデオジャーナリストと社会学者が紡ぐ、ネットの新境地 今月のゲスト 海渡雄一[弁護士]・井戸謙一[弁護士] ──東日本大震災に伴い発生した福島第一原発事故を受け、東京電力の動向に注目が集まっている。1...
―― 【前編はこちら】 【中編はこちら】 職業ジャーナリストは消え去る運命なのか? 神保 では、ここからは、マスメディアの今後を考えていきたいと思います。媒体別の広告費を見ると、テレビは相変わらず高い広告費...
―― 【前編はこちら】 テクノロジーが変えるメディアとネットの将来 神保 原発事故とその報道といった多くの問題は善悪に切り分けられるほど単純じゃないし、単純化することで場合によっては命にかかわるような問題が...
―― ビデオジャーナリストと社会学者が紡ぐ、ネットの新境地 今月のゲスト 佐々木俊尚[ジャーナリスト] ──当連載でもたびたび指摘してきたが、3・11以降、テレビや新聞といったマスメディアへの不信感は増大す...
―― 【前編はこちら】 【中編はこちら】 メディア本来の役割は報道なのか伝達なのか? 神保 メディアの問題について議論を進めましょう。繰り返しますが、記者クラブ問題は日本のメディアが抱える深刻な構造問題です...
―― 【前編はこちら】 新聞と警察で交わされた不健全すぎる手打ちとは? 神保 後々になって高田さんを冷遇した北海道新聞の幹部たちが、その時は"宣戦布告"をよく許しましたね。 高田 少なくとも当時は「警察とケ...
―― ビデオジャーナリストと社会学者が紡ぐ、ネットの新境地 今月のゲスト 高田昌幸[ジャーナリスト] ──03年に発覚した、北海道の旭川中央警察署の裏金問題は、その後、北海道警察全体で行われていた組織ぐるみ...
―― 【前編はこちら】 【中編はこちら】 ハリウッドが手がけたウォール街批判映画の意味 神保 『フェア・ゲーム』のアメリカでの公開は、10年。ブッシュ政権とイラク戦争というテーマは、マイケル・ムーアなども取...