【瀧 七海】弱冠17歳ですでに、ドラマにCMにと引っ張りだこの最注目女優

――春から高3、事務所の練習生だった頃までは嫌々受けていたレッスンを乗り越えた瀧 七海。将来は俳優一本でいく覚悟をきめた、ブレーク直前の表情。

(写真/オノツトム)

画面に映る彼女は、時にあどけない笑顔を見せたり、時に憂いを帯びた表情を浮かべたり、作品によって実に多彩な演技を光らせる。瀧七海は17歳の高校2年生。現在放送中のCM『inゼリー』をはじめ、2021年の女優デビュー以降、ドラマ6本、映画2本、CM3本に出演する注目の若手女優だ。

彼女は福岡最南端の、家から少し離れると田んぼや森に囲まれた田舎で育った。転機は12歳のとき、家族で天神へ遊びに出かけたら「オーディションがあるから受けてみない?」と声をかけられた。

「お母さんはえー!ってビックリして、お父さんは嬉しそうでした」

彼女が勧められたのは『アミューズ全県全員面接オーディション』。

「演技審査があって。お題はクラスでトラブルが起きて、それが犯罪につながると主張する演技でした」

周りの参加者は年齢に見合わない大人びたセリフを発していたが、彼女は違った。

「みんな他のドラマや映画で調べてきたセリフを言っていて、私はこの年齢の自分だからこそ言えるセリフを言いました。その時は準備不足だったと落ち込みましたが今思うと年相応の言葉で、どんなことを言うのかを審査されていたのかなと思います」

誰かの演技を参考にしたのではなく、自分の中から湧き出る芝居をした彼女は、オーディションで準グランプリを獲得。晴れてアミューズの所属となり、レッスンで演技のイロハを学んで行った。

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2024.11.23 UP DATE

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