――ダンスフロアからの新たな刺客。DARUMAとJOMMYの画期的音楽探究。
(写真/岩澤高雄・The VOICE)
――というわけで、2020年を振り返ってもらいます。
JOMMY(以下、J) どうしてもコロナの話になっちゃうけど、とにかく動きが鈍くなってしまう年だったから、アグレッシブに行動はできなかったですよね。自分から生み出したいこと、発信したいことが、どうしてもうまく進められなかった。でも、21年にすぐ行動できるように気持ちやマインド、情報もプールして、それを一気に放出したいなと思ってます。
――今年は、そのプールしたストレスも発散するわけですね。
J それがあんまりストレスはなくって。もともとストレスは溜まらないというか溜めないタイプだからね。
――JOMMYさんは風通しがよさそうな生活を送ってそうですもんね。DARUMAさんはどうでしたか?
DJ DARUMA(以下、D) 常に必死は必死でしたね。けど、やりようがない1年で、ニューノーマルに合わせながら整える作業、って感じでした。それにこうして〝喰らって〟いること自体、日本だけじゃなく世界中のことだから、しょうがないと割り切りながら。
――逆に「最高の出来事」と思えることは、何かありましたか?
D まだ公にできないんですけど、とあるコンペで楽曲が通って、マジで今ブチアガってます。
J 例のアレ? わりとクールな対応だったから、そんなブチアガってると思わなかった。
D いやいや、ヤバかったよ(笑)。だって家で叫んだからね! 意地でも通したいコンペだったから、やりきれない気持ちを一気に巻き返せたし。去年はヘコむニュースが多かった中、2020年の激アツな出来事になったんですが……近々この連載でも話せる機会がやってくると思います。
J 俺はどうかなー。DARUMAくんくらいのブチアガりはなかったかな。ハイライトといったら、去年の2月末の『EDGE HOUSE』の1周年は盛大なパーティになったけど……。
D 盛り上がったけど、あれが最後のクラブDJプレイになってるもんね。
――事前の聞き取りではJOMMYさん、「最高の出来事はサイゾーでの連載スタート」って言ってましたけど、釣りだったんですね。
J ちょ、釣ってよ!
D めちゃくちゃ最高の出来事!
――なんか取って付けた感ありますね。
J 箔が付いたよね! 周りの友達から「ネットで読めるサイゾー、月額登録した!」って言われたし。というわけで俺は『EDGE HOUSE』1周年と連載スタートのワンツーフィニッシュ!
――ありがとうございます。そんな中、JOMMYさんの去年のトピックとして「働き方改革」も挙がっています。