――今回取材に協力してくれたGAGLEのHUNGERとKEN THE 390の両氏。互いにメジャーデビューを果たし、シングルやアルバム収録曲などで、しっかりとラブソングをこしらえている。
[ラブソング図鑑【1】]
Sugar Soul
「今すぐ欲しい feat. ZEEBRA」(97年)
“元祖エロDJ”ことDJ HASEBEがプロデュースし、Sugar Soulことアイコが「誰だって自分のSexしたい時があるから」と歌えば、ZEEBRAが「おーっとそんなに慌てんな時間ならあるぜ そう焦んな」と呼応。純粋なラブソングではないものの、この“男女間の赤裸々なやりとり”が日本語ラップのリリックのテーマを拡張し、ラブソング爆誕への布石となる。