パパ活関連事件簿――愛人契約の手切れ金をゆすられた自民党議員
『パパ活の社会学~援助交際、愛人契約と何が違う?~』(光文社新書)
事件化はしていない出来事だが、19年12月、環境副大臣兼内閣府副大臣や農水副大臣などを歴任してきた自民党所属の小里泰弘衆議院議員が、会員制ラウンジで働いていた上智大生と愛人契約を結んでいたと「週刊新潮」(新潮社)が報じた。記事によれば、多いときで月3回、東京・赤坂のホテルで約10万円を手渡してその女性と逢瀬を重ね、実質的に2人はパパ活と呼べるような交際を続けていた。
しかし、社会人となった女性は、「これまでの関係を清算したいと存じます。つきましては300万円をお支払い頂けますでしょうか」とショートメールを小里代議士に送信する。小里代議士はこれを値切り、手切れ金として180万円を彼女の口座に入金したという。