――「ゼクシィ」の11代目CMガールを務め、映画に特撮にとあらゆる分野で注目を集める女優の素顔とは?
(写真/岩澤高雄・The VOICE)
「特撮の聖地」こと大泉にある東映東京撮影所で、カメラに向かってはにかむ彼女。女優・井桁弘恵は9月1日から放送開始予定の、令和初の仮面ライダー『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日系)で、AIによるトラブルを取り締まる内閣官房直属の特務機関の職員役で出演する。
「本作はAIが普及した社会を舞台にしていることもあって専門用語は多いですし、これまで演じてきた役と違いますね。アクションも難なくこなす、冷静で強い女性ライダーという役柄は、とても新鮮です。今は本読みの段階なので、脚本を覚える以外には、撮影で使うゴム製の拳銃を借りてきて、自宅で構え方を研究しています。はたから見ると少しシュールかもしれませんが、ひとりで鏡を見ながらいろいろシミュレーションしています(笑)」
彼女が本格的に芸能活動を始めたのは、上京して早稲田大学に進学してから。在学中は朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)のレポーターとしても活躍し、18年には結婚情報誌「ゼクシィ」(リクルート)の11代目CMガールに抜擢される。