『たけうちマルシェ』(文藝春秋)
主演作のオファーが来ることは二度とないかもしれない?
2月26日発売の「フラッシュ」(光文社)が、今期ドラマの視聴率と俳優陣のギャラから「採算分岐点」を割り出している。
“成功ドラマ”の1位は菅田将暉主演の『3年A組~今から皆さんは、人質です~』(日本テレビ系)だが、女優では1話のギャラ75万円の杉咲花主演『ハケン占い師アタル』(テレビ朝日系)がトップ。これに同200万円の北川景子主演『家売るオンナの逆襲』(日本テレビ系)、同130万円の高畑充希主演の『メゾン・ド・ポリス』(TBS系)が続く。
一方、“失敗ドラマ”で1位に挙げられているのが『スキャンダル専門弁護士QUEEN』(フジテレビ系)。主演の竹内結子は1本200万円の高額ギャラだという。
「『QUEEN』は初回視聴率9.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を最高に、1度も2ケタに届かないまま、最近は5~6%台をウロウロ。ドラマがスタートした直後には、同じ事務所に所属する年下イケメン俳優・中林大樹とのお泊り愛が報じられるもまったく話題にならず、視聴率に結び付けられませんでした。以前に放送されたパイロット版で相棒役だった貫地谷しほりが降板したのも大きかった」(芸能記者)
今作の結果は、竹内の女優生命に大きな影響を与えそうだという。
「CMやドラマのギャラは、これまでの実績に基づく“相場”で決められていました。しかし、昨今は直近の視聴率によって上下する『ハリウッド方式』を採用する局や企業が増えてきているため、爆死女優となった竹内のタレント価値は暴落しています。ギャラの減額に応じなければ、お呼びがかからないかもしれません」(広告代理店関係者)
「ギャラ泥棒QUEEN」のレッテルを貼られた竹内は、残りの放送で汚名を返上できるだろうか?