NEWSの小山慶一郎がキャスターを務めていた『news every.』(日本テレビ系)を降板することが12月19日、同番組で発表された。
今年6月、小山が昨年末に当時未成年の女性と飲酒していたことが発覚。19日間の活動自粛を経てタレント活動は再開していたものの、キャスターとしては復帰できないままだった。
「ジャニーズサイドは小山の復帰を強く求めていましたが、報道に携わる人間として不適切な事案だとして、日テレは頑として認めなかった。12月5日にはTOKIO・城島茂が日テレの番組収録中に腰椎横突起にひびが入るケガを負ったことを発表。実際はたいしたケガでなかったようですが、ジャニーズサイドが御用記者に大げさに書かせ、日テレに小山復帰を詰め寄ったといいます。しかし、この件は元TOKIOの山口達也がわいせつ事件で『ZIP!』(同)を降板した借りをチャラにすることで“手打ち”。日テレは大きな“カード”を失ってまでも小山だけは切りたかったということです」(テレビ関係者)
城島の予期せぬケガで“再交渉”があったにせよ、小山の降板は既定路線だったという。別のテレビ関係者が明かす。
「10月1日に『ZIP!』にジャニーズ所属の風間俊介が新メンバーに加わったのが、事実上の“手打ち”だったんです。『every.』も10月に小山降板させたかったものの、それでは露骨にバーター感が出てしまうため、少し時期をズラすこととなった。ジャニーズは小山の“クビ”を飲むのに、さまざまな条件を付きつけているようで、今後も『ヒルナンデス!』などに、ジャニーズタレントが続々と加わっていくようです」
とはいえ、山口、小山が連続降板となったことで、ジャニーズの「キャスター戦略」は修正を迫られるのは間違いなさそうだ。