『K-1』に“身売り説”浮上! 王者・武尊が那須川天心に突如「挑戦状」をたたきつけた背景とは

『武尊 ファースト写真集 『 武尊 』』(ワニブックス)

 格闘技イベント『K-1』の大阪大会が8日開催され、メインイベントで勝利したスーパーフェザー級王者の武尊が、無敗のキックボクサー・那須川天心に挑戦状をたたきつけた。

 マイクを持った武尊は具体的な名前こそ出さなかったが、ファンに対し「時期はわからないが、僕は必ず実現させる。K-1最高最強を証明する」と宣言し、対戦を誓ったのだ。

「天心といえば、大みそかに格闘技イベント『RIZIN.14』でボクシング世界5階級制覇のメイウェザーとのエキシビション戦が決定しており、目下格闘技界の話題を独占中。かねてより武尊との対戦希望を表明していたが、これを『K-1』側は断固拒否するばかりか、『武尊が那須川選手から逃げているとSNSで誹謗中傷され損害を受けた』などとして損害賠償を求める民事訴訟を起こすなど、態度を硬化させていた。そんな状況で武尊が天心戦を匂わせたのは、よほどの異常事態だと思いましたよ」(格闘技ライター)

 一部報道によれば、『RIZIN』は大みそかでフジテレビの放映権契約が切れるため、契約が更新されない場合、イベントの存続危機を迎えることになりそうな状況。だが、『K-1』のほうも人ごとではなさそうだ。

「オーナー会社は儲かると思って買ったようですが、いまだにビッグイベントでも、さいたまスーパーアリーナのコミュニティーアリーナでの開催止まり。そのため、そろそろ身売りを検討しているそうです。そんな状況を打開するには、もはやK-1のリングで武尊vs天心戦を実現させるしか“切り札”がない状態に追い込まれています」(格闘技業界関係者)

 ファンの間では、本気度ゼロのメイウェザーより天心vs武尊を熱望する声が圧倒的に多い。プロボクシングへの転向もささやかれる天心だが、その前に国内キック最強を証明してほしいものだ。

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