――前記事『2年間で4000タイトル以上!――逆「時間停止モノ」も登場!? 進化し続けるアダルトVRの今』では国内のアダルトVR動向を見てきたが、海外では今、VRよりもバーチャルセックスに流行の兆しが!? そんな海外の最新アダルトグッズやサービスとは一体どんなものなのかを探っていこう。
「CamSoda」のホームページ。このサービスは、VR元年と同じく2016年から始まっている。
「テレディルドニクス」という言葉をご存じだろうか。これは、インターネットとアダルトグッズを連動させ、遠距離状態でもパートナーとバーチャルセックスを楽める技術のことを指す。
その仕組みは男性用のオナホールと女性用のディルドをお互いのPCやスマートフォンにBluetooth接続し、専用アプリと連動させることによって相手の動きがそのまま自分のデバイスに伝わるというもの。同性愛者向けには、エネマグラのようなデザインを採用した男女兼用デバイスも存在する。
アプリ連動型といえば、日本でも以前、アダルトゲームと連動したオナホールが評判となったが、アダルトVR制作者であるROBA氏に、これらのデバイスの品質や使用感などについて聞いてみた。
「デキがいいと評判なのは、Kiiroo社とFleshlight社が共同開発した『Fleshlight Launch』という電動オナホールです。今までの電動オナホールというのは回転式だったんですが、これはピストン式。結構重いですが、軽いストロークでガシャガシャ動くぐらいパワーがあります」
扱うモノがデリケートなだけに「パワー」があると聞くと一抹の不安を覚えるが、それほどのデバイスが開発されているのであれば、ROBA氏が制作したようなアダルトVRとの親和性も高いのではないだろうか?