――誰もが認めるイケメンの原動力は“下ネタ”だった――。好きなAV女優についてツイートしたことから、今やAV界からも熱視線を送られるまでに至った俳優の素顔に迫る!
(写真/宮下祐介)
――渋江さんはデビュー当初から、テレビドラマ『美少女戦士セーラームーン』(TBS系/03~04年)のタキシード仮面役や、『仮面ライダー響鬼』(テレビ朝日系/05年)の仮面ライダー威吹鬼役など、イケメン俳優の通る王道をたどってこられました。それがなぜ、“AVソムリエ”を名乗ることになったのでしょうか?
「デビューして15年経つんですが、役者だけやっていても、売れていくのって難しいな、と思ったんです。一方で芸能界って、本業以外の趣味や特技が仕事になる世界じゃないですか。じゃあ、何ができるのか考えたときに……僕には特に何もなかった。でも、強いて言えばAVは昔からずっと観てるな、と。それが何かにならないかと思って、意識的にツイッターで好きなAV女優さんの話をするようにしたんです。そうしたらAVのメーカーさんから『ありがとうございます!』ってリプライをもらいまして。そこですかさずDMを送り、『僕、こういう者なんですが、何かやれることないですか?』と連絡したら、『一度、お会いましょう』という話になったんです」
――ご自分で営業されたわけですね。事務所に反対されなかったんですか?