――夏の木漏れ日を浴びる、見目麗しい6人の若者たち。彼らをただの“イケメン”と侮るなかれ。したたかな野心と等身大の下ネタを繰り出す、スターの片鱗を垣間見た。
(写真/有高唯之)
“ジャニーズ一強”時代も、今は昔。現在は大手事務所所属タレントから、2・5次元舞台俳優、男性地下アイドル、YouTuberなどなど、さまざまなジャンルでイケメングループが台頭しており、戦力図は大きく変貌している。
そんな“イケメン戦国時代”の中、上戸彩や武井咲など多くの女優を抱えながらも、ここ数年仮面ライダー俳優を多く輩出しているオスカープロモーションが立ち上げたのが「男劇団 青山表参道X」だ。「オスカー初の男性エンターテインメント集団」を掲げ、上は30代から下は10代まで世代も芸歴もバラバラ。俳優、シンガー、モデルなど、30名を越える所属タレントで構成された新鋭集団だ。彼らはこの激戦区を勝ち上がるために、どんな勝算を持っているのだろうか? リーダーの栗山航、サブリーダーの塩野瑛久、そして若手の飯島寛騎、水江建太、中村嘉惟人、岡宮来夢らに話を聞いた。