高畑裕太、手越祐也、斎藤工……夜の営みを暴露される男たち 「小出恵介一晩2回中出し」は願望!?セックス暴露記事に見るエロス分析

――これまで数々の芸能人が、そのお相手女性に、夜の営みを告白・暴露されてきた。記事の中で女たちが語る、細かすぎるセックスのディテール。それは時に記事の本質をも忘れさせ、どこまでも我々の淫靡な想像をかき立てる。今回は、そんな暴露記事に見る体験記の不思議なエロさを分析する。

毎週たくさんの週刊誌が発行され、コレに加えてウェブニュースも乱立状態。芸能人たちも、気の休まる隙もない?

 先月、俳優・小出恵介の未成年少女との淫行問題が世間を騒がせた。無論、レイプや淫行は犯罪であり、行為として許されるものではない。だが、今回焦点を当てるのは、それらを報じた記事におけるセックス描写だ。近年、芸能人の不祥事に絡む性生活の実態に関する描写が、どんどんと細かくなっている風潮があるように感じられるが、そこに理由はあるのか? 元「週刊現代」編集長の元木昌彦氏は、こう語る。

「いうまでもなく、有名人と関係を持ったと話す女性による暴露記事については、最近始まったことではないです。ただ、ウェブの台頭もあって、単純に記事の数が多くなったというのはあると思います。その分、些末なネタでも取り上げられるわけです。あとは昔よりも女の子が、簡単に暴露するようになってきているみたいですね。現代では、セックス感がライトになってきているのか、事細かなことまで話してくれている傾向はあると感じます」

 暴露記事に登場する女性の多くは、一般女性。時代背景としてセックスについて語ることへの抵抗が、少なくなってきているというのだ。さらに、描写が細かくなまめかしくなったのには、雑誌業界の事情もあるという。

「『週刊文春』に端を発するスクープ合戦が過熱する中で、特に文字ベースの雑誌では写真がない分、描写を過激にするしかないわけです。写真誌にしても、本来は強い写真が1枚あればいいのですが、出版業界の低迷でかつてほどには写真でのスクープにお金をかけられなくなってきている。なので、写真はそこそこの写りのものであっても、そこからさらにどうやって記事を盛り上げていくか。普通に女性からの告白を聞いただけでは、所詮男女の営み。セックスの内容にはあまり差が出ないため、記事の盛り上がりを考えると事細かに聞いて書かないと、ということになる」(元木氏)

 貞操観念や雑誌業界の変化が、より細やかでエロい描写につながっていった。

 では近年の暴露系記事には、どのような描写があるのだろうか? まずは小出恵介や高畑裕太のような“鬼畜系セックス”。ハメ撮りドキュメント作品で人気を博すAVメーカー・HMJMの、監督の梁井一氏が話す。

今すぐ会員登録はこちらから

人気記事ランキング

2024.11.23 UP DATE

無料記事

もっと読む