喜多川社長死亡説のネタ元と役員退社で揺れるジャニーズ

元メンバーの逮捕、そして役員の退社

大麻を所持したとして逮捕されるも、7日には釈放、6月8日現在、不起訴の可能性が高いものの、元KAT-TUN・田中聖の事件は、メンバーがコメントを出すなど、異例の事態となった。SMAP解散騒動以降、なにかとネガティブな話が多いジャニーズにおいて、トップの死亡説まで流れたが……。

KAT-TUN時代の田中聖。

5月24日には元所属タレントでKAT-TUNの元メンバー田中聖が大麻取締法違反容疑で逮捕(6月7日釈放)。その数日後には、福岡市博多区で昨年7月に約7億5000万円相当の金塊が盗まれた事件により逮捕された容疑者のフェイスブックに、NEWSのメンバー手越祐也が一緒に写った画像が載せられていることが発覚。さらには、写真週刊誌「FLASH」(光文社)において、手越のセフレによる告発が掲載されるなど、最近は何かとジャニーズ事務所のネガティブな話題が続いている。

「田中の逮捕については、KAT-TUNのメンバーたちが事件についてコメントする一方、元所属事務所としての正式なコメントはなく、沈黙。手越の件に至っては、発覚後、すぐさま御用メディアの女性週刊誌に、彼が22歳の時、両親に1億円の豪邸をプレゼントしてローンを7年で完済したという“美談”をリーク、火消しに奔走していましたね」と、あきれ顔で語るのはスポーツ紙のデスク。

 田中といえば、ジャニーズ事務所在籍時から東京・西麻布で会員制のバーを経営するなど契約違反を繰り返す問題児ぶりを発揮し、13年9月に「度重なるルール違反行為があった」としてKAT-TUNを脱退、専属契約も解除されることとなった。

 無論、すでに縁は切れているかもしれないが、「田中は12歳でジャニーズに入所。所属事務所がその人格形成に大きな影響を与えているのは間違いない。ジャニー喜多川社長も、メリー喜多川副社長も、普段から所属タレントのことを『家族』などと、キレイ事ばかり言っているのであれば、“元家族”もしっかりとフォローすべきではないか、という声も事務所内から聞こえてきます。メンバーのコメント発表はこうした事務所の体質への反発だったのかもしれません」(同)という。

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