――学校教育で行われる基礎的な筋トレといえば、これらだろう。その正しい方法と間違った方法を、こちらの記事にも登場いただいた、パーソナルトレーナーの澤木一貴氏に解説してもらった。
■体の軸を一直線にすべし!
腕立て伏せ
腕立て伏せは、頭、肩、尻の3点が一直線になっている状態でやらなければ効果は得られません。疲れてくると体を波打たせるようなフォームになりがちですが、肩を痛める危険性があります。また、腕力のない女子は膝をついて行う場合がありますが、通常の腕立て伏せよりも楽な反面、腰が反りやすくなり故障の原因にも。それよりは、壁立て伏せや斜め腕立て伏せから始めて、正しい姿勢を維持するやり方を体に覚えさせるほうが大事です。