明石家さんまと元SMAP木村拓哉が出演した4月10日放送の『さんタク』(フジテレビ系)の視聴率が10.4%だったことがわかった。
同番組は「2人のやりたいことをやる」をテーマに、特別番組として03年にスタート。今回は、木村がさんまの1日付き人になり、ゴルフの練習やラジオ、フジテレビ、さらには深夜の合コンにまで同行した。
「SMAPの解散騒動で地に落ちた木村のイメージ回復のための番組という感じでしたね。さんまもグループ解散の真相をツッコもうとしていましたが、木村はそれを無下に拒否。ネットで叩かれることをおそれてか合コンでもおとなしく、全体的に消化不良の内容でした。ジャニーズサイドはフジテレビに『SMAP×SMAP』を終わらせた“借り”があり、双方とも視聴率15%超えを期待していたのは間違いない。しかし、裏番組も軒並み7~11%と横並びでしたし、かろうじての2桁超えは正直微妙な数字ですね」(テレビ関係者)
それでも木村のバラエティ進出がこれから本格化すると予想するのは、別のテレビ関係者だ。そこには、あの男への“宣戦布告”という意味合いも含まれているという。
「ジャニーズは幹部候補の木村のイメージ回復を図るために、今後はバラエティ展開して“いい人”イメージを植え付けたい考えです。そのためにも、木村は本気でさんまから話芸を学ぼうとしていたといいます。そして、その先に見据えているのは中居正広とのガチンコ対決です。木村以外の元SMAPメンバーの退所は規定路線ですから、ジャニーズもそれを見越して中居の後釜に木村を据えようと目論んでいるようですね。しかし、今回の放送を観ても、やっぱり木村にはバラエティは向いてないように見えましたが」
MCで中居と張り合うには、さんまの1日付き人では全然足りなかったようだ。