(写真/市村岬)
[今月のイケメン]
宮城紘大
芸能界のイケメンに、自分のルックスとの付き合い方を尋ねる本連載。今回はまだ3年目の若手ながら、舞台を中心に人気急上昇中の宮城紘大さんです。
宮城 この連載に呼ばれたってことは、イケメン枠に入るんですかね。僕、電車でひそひそ話してる人がいたら、「自分の悪口かな?」って思うくらいなんですよ。
――イケメンの自覚は全然ないんですね。そんな宮城さんがこの世界に入ったのはなぜなんでしょう。
宮城 母の勧めが大きかったです。2年でどうにもならなかったら帰る、と決めて上京しました。そうしたら1年目に『ミュージカル テニスの王子様』が決まって。
――『テニミュ』は、いろんな先輩は輩出してますよね。
宮城 原作は読んでいましたが、『テニミュ』の影響力を最初は知らなくて、とにかく楽しもうという気持ちでオーディションを受けました。実は最初、出演したのとは別の役を受けてたんです。ハチマキを巻くキャラなんですけど、ハチマキがあまりにも似合わなくて。スタッフさんに「大丈夫ですか?」って言われました(笑)。