「枕でネタが取れたら苦労しない!」週刊誌女性記者たちが語るスキャンダルの裏事情

――今年2月、東国原英夫元宮崎県知事が「『(週刊)文春』(文藝春秋)は自社の女性記者がハニートラップを仕掛けてくる」と発言し、他誌も含め女性記者たちの反感を買ったことは記憶に新しい。そんな言いがかりをつけられるほど、取材対象に食い込んで仕事をする女性記者たちの本音はどうなのか? 某大手週刊誌などで活躍する女性記者たちに話を聞いた。

「週刊新潮 2016年 4/21号」(新潮社)

[座談会参加者]
A:40代社員記者
B:30代契約記者
C:30代契約記者
D:20代社員記者

A 最近、「センテンススプリング」(「週刊文春」)のスクープ連発のおかげで、女性記者にも注目が集まってますよね(苦笑)。

B ああ、あれですよね、東国原さんのハニートラップ発言。 

C あれはいや~な言いがかりでしたよね。

D 私は去年、自社の女性誌から週刊誌に異動したんですけど、東国原さんの発言もあって、最近は夜飲みに行くだけで彼氏から嫌みを言われるようになりましたよ。

C バーとかでも、こちらが週刊誌の記者だとわかると「枕取材やってるの?」って露骨に聞いてくる人が増えましたよね(苦笑)。

B 枕なんかでスクープが取れたら、楽なもんだよね。

A あの発言の後、東国原に直接抗議したと言われている女性記者さんって、ベッキーの不倫スキャンダルをスクープした人らしいよ。「文春」の芸能班のエースで、他誌から引き抜かれて来たんだって。そんなできる人が、東国原なんかにハニートラップなんて使うわけがないよね(笑)。

D でも、ハニートラップとか枕とか、やってる、やらされてるみたいな話って、本当にないんですか?

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