――ここまでは、芸能マスコミにおける花形報道の変遷や結婚式事情などを、関係者への取材を元に浮き彫りにしてきた。では、次のステップ“出産”に関してはどうだろうか？ 人気の三大病院を中心に見ていこう。

キムタク夫人・工藤静香は山王病院で出産したという。

　世間一般で産院の“御三家”と呼ばれる、いずれも東京の「愛育クリニック」（港区南麻布）、「聖路加国際病院」（中央区明石町）、「山王病院」（港区赤坂）では、これまで多くの芸能人たちが出産している。

　もともと皇室御用達で由緒正しき愛育クリニックでは、高円宮妃久子さま、秋篠宮妃紀子さまらが出産。芸能人でいえば、女優の手塚理美や水野真紀、三田寛子、フリーの三雲孝江アナ、タレントの森尾由美や山口もえ、お笑いコンビ・ピンクの電話の清水よし子、バイオリニストの川井郁子らが出産した。

　104歳でなお現役医師として知られる、日野原重明氏が名誉院長を務める聖路加国際病院では、タレントの神津はづき、女優の黒木瞳、元横綱・花田虎上の元妻でタレントの花田美恵子らが出産。

　そして、出産した芸能人が圧倒的に多いのが山王病院だ。

　元歌手の山口百恵をはじめ、元横綱・貴乃花親方の景子夫人、NHKの青山祐子アナ、女優の松嶋菜々子、篠原涼子、宮沢りえ、歌手の工藤静香、倖田來未、タレントのマリアン、君島十和子、神田うの、東尾理子、辺見えみり、モデルのSHIHO、清原和博の元妻の清原亜希、フリーの青木裕子アナ……ら、そうそうたる面々が出産している。

「特に、最近、山王をママ友たちに紹介していることで知られるのが神田うの。“うの会”と呼ばれる会合の常連である、青山アナ、倖田らは、うのの紹介で山王を選んだ。ママ友が多いだけに、病院にとっては絶好の“広告塔”になっている」（女性誌記者）