“ましゃロス”って本当なんですか!?
福山雅治の結婚による“ましゃロス”も記憶に新しいが、2015年も我々一般人は、芸能人たちの恋愛、結婚、出産のニュースに飛びついた。では、こうしたニュースは、芸能界の内側にいる人々にはどう見えているのか? サイゾー取材班が芸能マネージャーや芸能記者らに話を聞き、知られざるその内幕についてリポートしたい。
『FUKIISHI―吹石一恵写真集』(小学館)
2015年もいよいよ年の瀬。今年の芸能界は、例年にも増して結婚や出産といったおめでたい話題が多かった印象があるが、そこはイメージがウリの芸能人。彼ら彼女らををマネージメントする側からしてみれば、決してメデタイだけでは済まされないさまざまな事情があるだろう。
というわけで、そんな芸能人たちについて“中の人”はどう見ているのか、大手~中堅芸能プロのマネージャーや、芸能マスコミ記者ら数人にぶつけてみた。内側から見た芸能人の恋愛・結婚事情の一端をご覧いただきたい(以下の発言は、ご協力いただいたマネージャーさん方のものをランダムに並べてみたもの)。
まず、今年最大の結婚といえば、9月に吹石一恵との結婚を発表した福山雅治【1】。といっても彼、マスコミに恋愛スキャンダル系の写真を撮られたことは皆無。写真週刊誌などマスコミに対する過剰なまでの警戒ぶりは過去にも報じられているが、こうしたマスコミ対策は、芸能プロが主導するものなのだろうか?
「ケースバイケースですが、マネージャーが付きっきりで警護に当たる、なんてのはなかなかないでしょう。タレントの側だって、プライベートでまで事務所の人間と一緒なんてイヤでしょうし。だから、タレントのプライベートを狙った隠し撮り取材、直撃取材の対応に関しては、本人の考えによるところが大きい」
「確かに福山さんの場合は本当に撮れなかったって聞きますね。車で出かけるときは、自分の車のほかにもう1台走らせて、追跡するマスコミの車との間に入れるらしい。それで一本道に入って足止めして巻いちゃう。ちなみにそれとは真逆で有名なのが、明石家さんま。もはや本人もネタにしてますが、週刊誌に直撃されれば必ず対応しますよね」