――マツコ・デラックスのスタッフ懐柔術はすごいらしい。現場スタッフには、とにかくたくさん声をかけ、時には叱咤し現場を盛り上げるなどして、人心を掌握しているという。ここではそんな知られざる現場からの、生の声をお届けする。
スタッフと絡むフジの伝統芸を、マツコ流で見せた『マツコの部屋』。
【座談会参加者】
A:中堅出版社社員
B:テレビ制作会社社員
C:芸能記者
A 今回、サイゾーのコラムでマツコ・デラックスの現場裏の話を聞きたいってことだけど……あんまりそれっぽい話はないんだよね。
B いい加減な発言に対しては「おかしーじゃねーか」って怒られることもあるけど、すぐにフォローを入れてくれるし、基本的には裏表のない人。ある意味、テレビで普通の人が見せないような姿を見せてるわけで、あのまんまの方なんですよね。以前放送していた『マツコの部屋』(フジテレビ)のディレクターとのやりとりを思い起こしてもらえれば、十分かと。
C 結局は、ゲイの世界が裏……というか素顔の部分で、それ以外は表なんでしょうね。とりあえず身バレしない程度に、僕らが知る範囲で現場ではどんな感じかお伝えしましょう。
A ただ最近は、超絶多忙なので、単発のインタビューでさえもほとんど受けてもらえない。新規で連載をお願いしたいと思う編集者も多いけど、なかなか取り合ってもらえないんだよ。